0-2-1: Linuxのテキストエディタ

0-2-1-1:vi


・ vi は UNIXの上で最も使用頻度が高いテキストエディタです。Sun Microsystems社の創設者の1人であるビル・ジョイ氏によって設計されたアプリケーションです。プログラムのエディットやUNIXのシステムの設定ファイルのエディットなどに用いられます。
vi はカーソル移動キーなどを用いず、操作をすべて単純なアルファベットの コマンドによって実行します。 単語や行のコピー&ペースト、文字の置き換えなどを高速で行うことができます。 慣れてくるとプログラムのソースの編集は、非常に効率良く行うことが可能です。
vi で最初少しとまどうのは、アルファベットなどのキーが「2つの意味」を 持っていると言う点でしょう。 「コマンドモード」と呼ばれる状態にある時には、それぞれのキーは特別な 処理を呼び出すコマンドと解釈されます。 たとえば j は次の行への移動を、 h は左の文字への移動を表します。 i,a,oなどの文字は「入力モード」への切り替えを意味します。 「入力モード」の状態になると、キーボードから打ち込まれた文字はそのまま エディットされている内容として追加されていきます。 「入力モード」から「コマンドモード」に戻る時には Escキーをタイプします。

・ vi は通常端末エミュレータのコマンドラインから起動します。


vi  Welcome.java

のように vi コマンドの後にコマンドラインの引数として編集したいファイルの 名前を指定する事ができます。 指定されたファイル名のファイルが既に存在する場合には、その内容が読み込まれます。 ファイルは複数指定することもできます。 vi は端末エミュレータを自身の画面として利用します。
なお、Vine Linux 2.1 で利用されている vi は、正確には元祖の vi にさらに 多くの機能を追加した Vim という名前のアプリケーションです。 たとえば Vim には端末エミュレータ外に別のウィンドウを開いて複数のファイルを同時に編集する機能もあります。

端末エミュレータの中で起動された vi の画面