具体的なゼミの進め方は、まず教員が指定した映画・映像あるいは文献について、ディスカッション形式で分析・検討を行います(短い作品やテクストであればその場で鑑賞・通読します。長い作品やテクストであれば、事前に鑑賞・通読しておいてもらいます)。その後、各自の習作またはレポートについて、全員で進捗の確認と相互批評を行います。
どんな表現形式の映画・映像に取り組んでもらっても構いませんが、教員の研究テーマが、芸術表現としての映画・映像であるため、教員から指定する作品は、実験的な映画・映像やアニメーションなどが中心となります。
近年のゼミ生にはアニメーション制作に取り組む者が多く、昨年の卒業生には、サウンドトラックと同期した実験的なアニメーション作品を制作した学生と、マンガ的なキャラクターデザインによるアニメーション作品を制作した学生がいました。