オープンキャンパス2018

2018年7月28日(土)に稚内北星学園大学オープンキャンパスが本学メインキャンパスにて実施されました。稚内市内や道内の高校生約30名が参加しました。

メイン会場で開始を待つ参加者の皆さん

パート1a:大学の紹介

はじめに学長・学部長から、稚内北星学園大学はどういう大学なのか、何が学べるのかについて説明がありました。本学は2019年度から「4つの系」の下、学生の希望に応じたさまざまな科目が開講されます。この大学は規模こそ小さいですが、教職からIT、ビジネス、デザインまで幅広い教員スタッフを擁した「総合大学」なのです!

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パート1b:在学生からのお話

本学にはサークル・学祭や学生研究室などを管理する学生自治会があります。大学での日々の暮らしや、サークル活動について、在学生からわかりやすい説明がありました。

ここまでは大きな教室で教員・学生の話を聞いてきました。ここからは、参加者のみなさんが学内に幾つも作られた「オープンラボ」に移動し、実際に大学で勉強することを教員・大学生とともに体験してもらいます!

その間、食堂ではネパール留学生によって「セルロティ」(米粉揚げドーナツ)「チャイ」(しょうが風味の甘い煮出しミルクティー)が調理されています。これはオープンラボ終了後、おやつとして振る舞われます。

パート2:オープンラボ

教職課程

教育問題

ETロボコン

組込み技術とロボット操縦

メディア表現

クロマキー合成・電子図書

国際交流

留学生との国際交流

教職課程

オープンラボ「教職課程」では、本学教職コースの学生が中心となって、最近の教育問題について、高校生参加者と一緒に議論を行いました。本学の教職課程は「数学教育コース」として設置され、所属する教職ゼミは、通称「教たまゼミ(教師のたまごのゼミ)」と呼ばれ、主に教師を目指しています。

図書館では、本学澁谷久教授が創られた数学教材が陳列され、澁谷先生ご自身による解説を聴きながら皆さん興味深そうに眺めていました。澁谷教授は数学教材の開発に長年携わっておられるこの道のプロです。近著は[こちら]

メディア表現

「メディア表現」では映像作品と電子書籍を制作しながら、最近のメディアについて考えました。映像をパソコンに取り込んで背景の色を抜き、全く別の映像と合成することをクロマキー合成といいます。映像メディアを専門とする阪本教授のクロマキー合成の体験授業では、高校生参加者ひとりひとりが本学2Fコンピュータ室にある iMac に陣取り、その仕組みやソフトウエアの操作方法などを学びました。

続けて、安藤教授・石橋助教による電子書籍の体験では、稚内の地域情報を集めた「デジタル・アーカイブ」から、オリジナルな電子書籍を創ってみる体験が行われました。

ちなみに学生数が少ないこともあって、本学ではWindows PCやiMacは1人1台、好きな時に好きなだけ使うことができます。画像処理・映像制作ソフトウエアも一通り揃ってます。これは他大学ではなかなか実現できない本学の強みですね!

ETロボコン

本学講堂では、小泉教授によるETロボコン公式コースの紹介・ロボット操縦のデモンストレーションと、タブレット端末による操縦体験が行われました。「え・・・ただのラジコン操縦?」と思ったあなた、「ETロボコン」はコースを光学機器で読み取り、読み取った情報をリアルタイムにロボット自走プログラムに反映させるという、「組込み技術(Embedded Technology; ET)」の完成度を競うコンテストなのです。組込み技術は自動車の自動運転からエアコンの制御まで、私たちの日々の生活の一部となっているIT技術でもあります。本学では、このような「ITを使って日々の生活を便利にする」ための授業や演習がたくさんあります。

高校生が体験しているこの講堂は、2018年度ETロボコン北海道予選会場(9月)にもなりました。当日の模様の詳細は[こちら]を参照してください。

国際交流

稚内北星学園大学には、多くのネパール人留学生が主に情報技術を学びに来ています。皆さんにとってネパールは馴染みの薄い国かもしれません。そこから来ている20歳くらいの若者はどういう人たちなんでしょう。ご心配なく!留学生は自国の仏教・ヒンドゥー教をベースとした文化を大事にしながらも、日本の生活に積極的に馴染んで行こうとする、とてもフレンドリーかつ陽気な人たちです。「国際交流ブース」では、ネパールの国勢や文化に関する展示の他、本物の民族楽器を使った歌と踊りで高校生をもてなしました(なぜか彼らは歌も踊りも楽器もうまい!そして英語も日本語も結構喋れます)。

本学にネパール留学生が多い理由は、IoT(モノのインターネット)の世界で”有名研究者”である、ゴータム教授の存在です。ネパールの伝統的調理具「石臼」と情報技術を組み合わせた教授の作品「Aamako Jato(アマコ・ジャト)」は、2018年ETロボコン・ガレッジニア部門でなんと「日本一」に輝きました。

日本全国で出生率低下による人口減少と高齢化が進行し、稚内をはじめとする日本の諸地域では活力の低下が問題となっています。この問題を解決する方法のひとつがIoTやAIを日常生活に組み込んだ新しい地域システムの構築です。これを世間では「Society 5.0」と呼び、本学でも積極的にこの実現に取り組んでいきます。

 

パート3:その他

オープンラボの他に、当日は大学施設のあちこちに本学の在学生・卒業生による様々な成果が展示されています。そのうちいくつかをご紹介します。

総務大臣奨励賞など、全国・道内で多数の受賞歴を誇る本学の映像作品が上映されています
歴代の優秀な卒業論文のパネル展示

学習に関する助言を得たり、ゼミなどにも使われるラーニングスペース「わくラボ」

藤木教授の指導による学生アート作品
参加者には、宗谷が誇るホタテを使ったカレーが振る舞われました

パート4:アフターアワー!

オープンラボ・学内展示などを一通り体験した高校生の皆さんも充実した表情を浮かべていました。これだけ濃密な体験をすると、お腹もすいてきます。

メイン会場に戻った高校生の皆さんには、留学生が調理したネパール伝統のお菓子「セルロティ(香ばしい)」「チャイ(あまい)」「カレー味のピクルス(辛い!)」が振る舞われました。

副学長佐賀教授の閉会の挨拶のあと、佐賀ゼミの卒業生が制作したWindowsゲームがメイン会場スクリーンに表示されました。帰りの時間までゲームタイム!

おわりに

いかがでしたか?今回のオープンキャンパスでは、日本の最北端にあるこの大学で日々取り組まれていることの一端をご紹介しました。それでも「情報技術・ゲーム・メディア・アート・教職」といっぱいやってるんだなあ、ということがお分りいただけたと思います。

本学は規模が小さいながらも、総合大学なみの専門の多様性と、情報技術に関する充実した設備をしっかりと備えています。是非とも2019年3月9日のオープンキャンパス第2弾にも足をお運びください。なお、本州や札幌などに住んでいて、ちょっと稚内は遠いなーという方には、当ウェブサイトでYoutubeを使ったライブ配信も検討しています。こちらもどうぞご活用ください。